9月 26 2022

【集客】【小規模・個人経営】小さいお店やサロン、個人事務所でもマーケティングの知識ってば役に立つのかよ？【成功事例】【Q&A0071】

「マーケティング」という言葉の語源が、「マーケット」から来ていることは一目瞭然ですよね。
「マーケット」を直訳すれば「市場」です。
だからマーケティングは市場調査みたいなものから派生していると考えるのが自然でしょう。

そこから発展して、「お客さんにより売れる」ためのプロセスやシステム、
仕組みなども含めた考え方に広がっていったということです。

市場調査がもとであれば、それは自分のお店・商品・サービスを購入したお客さんは
どんな人たちなのか、どんな属性や性質を持っているのかなどを
明確にするために行なっていたものです。

今では当たり前の調査ですが、自社の商品を使っている購買層の男女比、
年齢層、購入が多い地域など属性を調査することによって、
どのようなお客さんに自社の商品やサービスが購入されているのかを調査し、
さらに売上が上がる方策を構築したり、これまで売れてこなかった属性のお客さんに
アピールする方法を考えるための市場調査だったわけです。

結局これはお客さんをよく知ろうという
マーケティングでも鉄則中の鉄則を実行しているに過ぎません。

このことさえわかれば、小さな商店、サロン、個人事務所などでも
マーケティングは役に立ちそうだと考えられるでしょう。

お客さんに来てもらうためにお客さんの分析をする。
そして方策を考える…そういうことです。

ただ学術としてのマーケティングというものも存在します。
こちらは膨大なデータを分析して、実際のマーケティング活動において
原理原則となるような法則性などを発見し、突き詰めていくことで
マーケティングをさらに発達させようというものです。

ちなみにマーケティングが最も進んでいるのはアメリカと言われており、
日本は５〜10年ほど遅れているようです。

学術的にまとめられた「マーケティング」では、当然ですが
全てのビジネスに当てはまるはずもありません。

あくまでも『傾向が認められる』レベルです。
だからといって「マーケティング」が大企業のものとは決して言えないはずです。
マーケティングを小規模の企業や個人事業に活かすにはどうすればいいのでしょうか？