【この客とは仕事したくない】どうしても断りたい客への「かまし方」入門【経営方針】【QA0040】
日本では、今も昔も商取引においては、お金を払う顧客側の立場の方が、
商品やサービスを提供する売り手側よりも上だという考え方が根付いています。
しかし、本来の商取引は提供者側と受領者側の違いはあっても、
立場や地位、さらには人間性に上下はありません。
買い手側が金銭等を差し出し、売り手側はそれに見合った商品やサービスを提供するのですから、
商取引はいわば等価交換で行われているわけです。このことはどんなビジネスにおいても共通です。
このように同等のはずの売り手側の立場が未だに弱いのは、
江戸時代の身分制度(士農工商)の名残なのかもしれません。
現在はもう21世紀です。
そんな考えに囚われていても良いことはありません。
そう考えられるなら、買い手側が店や商品、取引先を自由に選べるように、
売り手側だって商品やサービスの提供先を選ぶことに抵抗が小さくなるでしょう。
要は、こういったことをきちんと認識しているかどうかで、
実際には行動や決断も変わるのです。
会社員であれば会社の意向に沿って、
個人の感情はグッと抑えるような場面もあるかもしれません。
しかし起業家、経営者として独立しているなら、
その行動の責任を全て負う覚悟さえ出来ていれば、
それこそ法に触れない限り、どんな行動や決断ことをしても
他者に責められる筋合いではありません。
とはいえ、何でも傍若無人に振舞えば良いというわけではありません。
自分の意思を通しつつ、折り合いをつけていくには、
何に気をつけたらいいのでしょうか ?
さらには、こんな仕事は断りたい、
この人とはビジネス上の付き合いも御免被りたい、
という時にはどう考えたら良い結果が期待できるでしょうか。
どうしても断りたい客への「かまし方」入門
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