【動画】ウチの税理士が質問に答えないんだけど、なぜ?【一問一答!】
税理士っていうのは、預かった資料を元にして
確定申告の書類を作る人なんですよ。
それ以上でも、それ以下でもないです。
だから、質問しても答えられない、なんてことは
いくらでもありますし、何の問題もないんですよ。
そういう質問に答えなくても、
別にそんなことに時間を割かなくても、
確定申告の書類は作れますから。
もし、彼らに質問に答えてほしいんだったら
それはその分、彼らの能力の上乗せが必要になるんですよ。
質問に答えるって言う能力…。
そうなると当然、料金も高くなります。
質問に答えるって、その一つの質問に答えらればいい…
だけではなくて、ある程度知識を網羅してないと、
どんな質問がきても、その質問にお答えしますよって
言えないんですよ。
となれば、それなりに勉強して、それなりに理論武装して、
どんな質問が来ても「あ〜、それはですね…」
て、いう風に、答えられるようになっていないと
いけないわけです。
だから、その分だけ、書類を作成する、
確定申告書を作成する、ていう仕事よりも
もっと能力が必要になってくるわけですから、
料金は高くなりますよってだけです。
旧式のやり方が嫌だ!と、言うのであれば
それは、この質問者の方が、そういうふうな
決定権があるかどうかはわかりませんけれども、
満足のいくやり方をしてくれるような
そういう税理士に仕事を移せばいいわけですよ。
それができないならどうするか?
っていうふうな話とは別の話。
今回の話とはね、ちょっと違いますけど、
やり方はいろいろなんですよ。
ただ(税理士の)仕事としては、
確定申告書を作るだけですから、
それ以上をどこまで求めるのか、によって
払う金額も変われば、やってくれることも変わります。
なので、どこに落としどころを決めるかは
決定権のある人が決めることです。
それがこの質問者さんであるならば、
自分が満足できる方を、十分納得できる金額で
雇えば宜しい、契約すれば宜しいということになります。
会社で雇用していて、自分にはどうしようもないとなれば
書類を作ってくれる人なんだな、
確定申告書を作ってくれる人なんだな、と納得して
それ以上のことは求めないようにするだけです。
(税理士の)能力によっては、こっちの方が一生懸命、
資料をわかりやすく整えないと仕事もできない…
そういう税理士だっています、世の中には。
だからどこまでの人をどういう風に活用していくかは
使う人、使う側、会社あるいは経営者の考え方によります。
というお答えなんですよ。
ということで、
今日の質問の答えはこれまでになります。
ございました。